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冬・ザトウクジラのシーズンへ

「今シーズンはどんなシーンと出会えるのかな、今から楽しみです」

今日はこれからの時期、小笠原の主役になる海の生き物、ザトウクジラについて書こうと思います。

今年は10月27日に初目撃があり、先日海ボートツアーでは私も今シーズン初めてザトウクジラを見ることができました。
早いスピードで東に向かっていき、3.4回水面に上がってくる瞬間を見れただけの、ほんの一瞬でした。
でも、クジラの時期に来たんだなと感動しました。

年末年始が過ぎ、1月の半ばごろになると小笠原諸島には沢山のクジラたちが帰って来て、海ボートツアーに出ると、あっちもこっちも息継ぎのブローを見ることができます。

小笠原はザトウクジラにとって、大切な北半球の繁殖場所の1つになります。
この海域で、繁殖、出産、子育てをして、また北の冷たい餌場の海へ戻っていきます。
昔からずっと危険を伴いながら繰り返し、命を繋ぐ為、長い距離を移動している生き物です。

そんな生き物と出会える時期が冬になります。
小笠原の海域はザトウクジラからして水温が温かく、また外敵から子供を守れる場所も沢山存在します。
体長は大人だと13m前後。
胸びれが大きく、「大きな胸ビレ・Megaptera」と学名がつくほど特徴的です。


また、そんなザトウクジラはブリーチも得意です。
この大きな身体が水面から飛ぶ瞬間を見たら一生の宝物だと思います。

さて、そんなザトウクジラをウォッチングする時は、小笠原ホエールウオッチング協会が決めた自主ルールに則って、ウォッチングを行います。

ルールの内容

  • クジラから300m以内を減速水域とする。
  • クジラから100m以内を侵入禁止水域とする。
    ただしマッコウクジラについては50m
  • クジラの進路や行動を妨げないようにする。

ただし、たまにクジラから寄ってくる場合もあったり、船の下から出てきたりする場合もあります。
そんな時は皆様も驚いています。
去年シーズンは僕の中で過去一番の体験がありました。
朝早く、1人でクジラに会いに行くと最後に最後、港に戻る前に3頭のブローを見かけました。
少し寄ってみようと、ゆっくりと近づいて行くと、船の周りをまわってきます。
船を停めて、観察していくと、クジラたちは何度も上がって来ては、色々な行動を見せてくれました。
尾びれを上げたまま、寄って来たり、頭を上げて、コチラを見ていたり。

時々、クジラの身体が船に当たり、船の下からゴツンと音がします。
この大きな身体がドカンと当てられたら、船は沈没するんじゃないかと思う恐怖とともに、どこかで分かっているかのような絶妙な距離で何度もあがって来ます。
10分以上あったと思います。
本当に凄い瞬間でした。
一生忘れないと思います。

また、話は変わりますが、今シーズンも早朝のクジラに会いにいきたいと思います。
僕が島で生活している中で一番好きな時間が朝日が昇る中、静かに出てくるクジラたちと出会う時間です。

朝日の陽光がクジラの出すブローや水飛沫に当たり、キラキラするシーン。
起き始めたクジラたちと朝日にエネルギーをもらえる瞬間です。
今年は何度行けるかわかりませんが、楽しみにしています。


さて、皆様と一緒に今シーズン、どんなクジラと出会えるか、またどんなシーンに出会えるか、今から考えてもワクワクが止まりません。
ぜひ、小笠原でザトウクジラに会いに来てください。


それでは、冬のツアーのお問い合わせなどお気軽にご相談くださいませ。



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