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オガサワラノスリ

天然記念物、オガサワラノスリ

突然の出会いに感謝

今日の父島は雨。
4月に入り、雨が多くなって来ました。
そろそろ季節も変わり、暖かくなってくると思います。

さて、先日朝早く仕事へ向かっている時に、オガサワラノスリが近くで電柱に止まるのを発見しました。


オガサワラノスリは国指定天然記念物であり、小笠原諸島唯一の猛禽類でもあります。
小笠原の生態系の頂点に君臨している(いた)生き物です。
(いた)と書いたのは現在では人間がこの島に連れて来た猫が野生化してしまい、生態系の中で野猫が一番強い生き物になっています。

このオガサワラノスリは上空を優雅に飛んでいるシーンは良く見かけますが、こんな風に止まってじっくり観察できること機会はあまりありません。
写真を撮りたいと思いながら中々チャンスが無く、今回撮れた時は本当に嬉しかったです。

大きさは雄で約50㎝、雌で約55㎝(翼を広げると約130㎝)です。
本土にいるトンビより少し小さいサイズです。

この写真を撮った後、飛んで行ってしまいした。
撮影出来た時間も恐らく1分くらいだと思います。
またいつか小笠原の固有種タコの木に止まっているノスリを撮影したい夢見ています。
そして、オガサワラノスリは絶滅危惧種の生き物でもあります。
いつかオガサワラノスリの数が安定し、島の生態系の頂点に君臨し、昔のような森が戻って来て欲しいと願っています。

さて、雨が降り、乾いていた森も潤いを感じるようになると思います。
これから来られる皆様、鳥の鳴き声を聞きながら、ここにしかない森を歩くのはどうでしょう。


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