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お見送りする船-ポラリス号-

3月が終わり4月へ

この島からみんなにエールを

4月に入りましたね。
ここ数日小笠原も少し暖かくなって来ました。

あっという間に終わった3月。
3月はこの島でも別れの季節です。
今日はツアーの風景ではなく、見送りの事を書きたいと思います。

ここ父島は高校までしかないので、進学や就職をするためにほとんどの子たちが島から出て行きます。
また、仕事で来ている方々やその家族も引き上げるので、3月はこの島では大きな別れの季節となります。
おがさわら丸が出港する港は盛大でそして涙が溢れています。
首にはレイ(花飾り)をかけた人達の周りに輪が出来ています。

見送り太鼓が鳴り、波止場ではみんな大きな声で

「行ってらっしゃい」
「また来いよ!」
「いつかまた会おう!」
などと大きな声が飛んでいます。

そしてツアー船が動き出したおがさわら丸を併走し見送り船を出しています。

今年の3月は僕も大切な人たちが一杯島から離れて行きました。
別れはとても辛いですが、それ以上にそれぞれの人生を応援しています。
見送り船を出した時に船から友人が撮ってくれたものを今日はお見せ致します。


人生は一期一会と言いますが、島で出会えた事を感謝したいです。

さて、4月に入りました。
出会いの季節ですね。
皆様にとってこれから沢山素敵な出会いがある事をこの島から願っていますね。



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