1月から3月、この時期はハートロックの頂上付近で可愛い固有種の植物と出会えます。
名前は「しまうつぼ」
一見、海の生き物、ウツボに似ているからこんな名前がついたのかなと思ってしまいますが、花穂が矢をしまう靭(うつぼ)に似ているからだそうです。
そして、やっぱり色が黄色なのが目立ちます。
寄生植物ですので、緑になる必要がないんですね。
島の植物、オガサワラビロウやシロテツなどに寄生するのですが、ハートロックコースの出会える場所ではヤロードに寄生しています。
そして今年は去年と比べてとても増えています。
長雨の影響でしょうか、ずいぶんと楽しませてくれて嬉しいですね。

僕は最近、着生シダや寄生植物の生き方がとても気になり、その場でじっと考えてしまいます。
なぜ、この生き方を選んだんだろう、と。
そして僕たち人間にも寄生植物のような人がいるよな、と。
どうしてもこのユニークな生き物の事を考えてしますのです。
植物が教えてくれる魅力ある生き方、やっぱり自然って面白いですね。