先日海で繁殖(交尾)中のアオウミガメを見ました。
現在小笠原アオウミガメの繁殖にシーズンの最後、オスもメスも必死になっているかもしれませんね(笑)


そっと近づいていき、アオウミガメの邪魔にならないように撮影して来ました。
写真に写っている2頭のアオウミガメですが、どちらがオスかと言いますと、上がオス。
下がメスです。
オスが上に乗り、しっかりと前後の足でメスの甲羅を持ち、なんとか自分の遺伝子を渡そうとします。
メスも嫌なオスが来るとさっと逃げて行くので、好みや気分があるようですね。
オスの特徴はメスよりも大きな爪や尾を持ち、写真のように爪で甲羅を掴みます。
そして、長い尾の中に生殖器が隠れています。
どうやって遺伝子を繋いでいくか、身体の構造からしっかりと工夫が見て取れますね。

メスは僕らを嫌って潜って行きました。
これ以上は邪魔をしたらいけませんね。
追いかけずに海面から眺めているとやはりメスは泳ぎ辛かったのでしょう。
中々、潜れずに苦労してました。
悪い事しました。ごめんね。
さて、こんな風に可愛いウミガメもそろそろ産卵のシーズン突入です。
またそのシーンにも感動が詰まっていますよ。
ぜひ、「ウミガメ産卵ツアー」もご参加下さい。