〜ザトウクジラを撮りにいく〜
この便はプロのカメラマンの方が船をチャーターしてくれてザトウクジラの撮影に行って来ました。
ただ、海況があまり良くなく全て思い通りにはいかない日々となりました。
少しでも良い写真を取って欲しいとの思いで急遽朝早くから出発したりとできる限り対応しました。
そんな風に限られた時間の中で人間側ができる限り準備して挑んだ撮影。
そしてお客さまの思い描いた写真が撮れるかはクジラを含めて自然が作りなす世界にかけるしかありません。
そして内容はと言いますと
朝陽に照れされる鯨のテールスラップ。
何度も豪快なブリーチをする小鯨。
沢山の素敵なシーンに出会う事が出来ました。
こんな時に言葉は必要ありませんね。
心の中で手を合わせる、この小笠原の海に鯨がいてくれて本当に感謝です。
最後に、濃厚で充実したこの3日間は僕にとっても良い体験になりました。
カメラマンの方を通して僕も見せてもらったクジラの世界。
また一つかけがえの無い時間を共有できた事をこれからのガイド業に生かしたいと思います。
そして、航行するははじま丸の前で親子のクジラがタブルでブリーチしたシーンは僕とカメラマンの二人だけの心のカメラに撮れた思い出の話になりました。
きっとカメラマンの方々はこんな奇跡の瞬間を何度も見ているんでしょうね。

さて今後撮影や取材でお越しになる方、ぜひご相談下さい。
貸切対応や時間変更などできる限りご要望沿った形でご協力できればと思います。